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Xidasは、日本向けに環境発電の為のスタータキットを発売開始を発表
カリフォルニア州アーバイン2021年10月5日ニュース
2021年10月5日カリフォルニア州アーバインのXidas社は日本向けに環境発電の為のスタータキットを発売開始を発表しました。
モノのインターネットでは、何十億ものセンサーが接続され、私たちの社会の様々なモニターをし情報収集します。ワイアレスIoTセンサーの大部分は設置(手の届かない場所など)を増やすために無線化が進んでいます。IOTの爆発的普及で電池の交換や廃棄は大問題につながります。 電池には、カドミウムや水銀、鉛やリチウムなどの有害金属が含まれているものがあり、不適切な廃棄は有害廃棄物となり健康や環境への脅威となります。
対象顧客:
MEMS発電 RF発電 光発電 温度(差)発電 振動発電 逆磁歪発電研究中の全ての研究者
Xidasは数十年にわたる3D製造の研究を活用して、振動ベースのエネルギーハーベスティング発電機と、PMICモジュールおよび環境発電用充電池を発表済です。エネルギーハーベストでは環境中の小さなエネルギーを得て電源に変換することで電池の代わりに使える技術です。無線センサー(特に産業設備の状態監視や予知保全を行うセンサー)に最大10年以上の電池寿命を約束します。エネルギーハーベスト技術はワイアレスIoTをより効率的かつ持続可能な方法で実現するための最終手段と考えており、電池廃棄問題を解決します。
EH-EDU-1:Energy Harvesting Educational/Development Kit (環境発電開発キット)は環境発電から電力変換・充電・応用まで、このキットのみで環境発電の実現化検討が可能です。
概要:
環境発電向け教育用開発キットEH-EDU-1は、エネルギーハーベスティングを電子機器の電源供給に活用しようと検討中の全てのお客様対し、導入及び試験・評価用の優れたツールキットです。
構成:
プリント基板
Xidas製UNIV-1:電源管理用エネルギーハーベスティングモジュール
Xidas社製VEG:振動エネルギーハーベスティング発電機
パワーフィルム社製の「LL200-2.4-37」 屋内用ソーラ電池
Xidas社製パルスバッテリー「RHB-1530」
Xidasは、業界初の多方式向けエネルギーハーベスティング用電源マネジメントモジュールを発表
カリフォルニア州アーバイン2021年2月12日ニュース
Xidas社のEHM-UNIVは環境発電向けで、各種発電機の電力管理向けの小型の表面実装モジュールです。Xidas社は米国国立科学財団(NSF)と協力し、急激に増え始めたワイヤレスIoTデバイスのさらなる成長の為の問題はバッテリーの交換である事に注目し2年の歳月をかけこの製品を開発しました。実用化が急がれる環境発電に重点を置きIoTデバイスメーカが様々にエネルギーハーベスティング技術をデバイスに接続し、充電池やスーパーキャパシターに蓄電可能な小型表面実装モジュールで開発しました。「環境発電用の様々な電力管理ICが半導体メーカから発売されていますが、それらICは発電機からの入力電圧を調整し、ICを保護しながらスーパーキャパシターを経由で出力電圧を管理および保護できません。IC周辺には別の回路やエンジニアリングが必要です。Xidas社は、様々なICの調査分析を行い小型SIPモジュール内に全ての回路を統合しました。XidasエンジニアリングディレクターのDavid Ambroseは以下のコメントをしています。「太陽電池、熱発電、振動発電または圧電発電機等は環境発電モジュールと電池を繋ぐだけで簡単にシステム構築できます」EHM-UNIVには整流回路も内蔵で、ユーザーはAC電圧でもDC電圧出力でもこのモジュールは使えます。環境発電での電圧保護等のワイヤレスIoTセンサーに電力を供給する為に必要な機能を全て含みます。EHM-UNIVは-40°Cから+ 85°Cまでの広い温度範囲とIoTバッテリーの状態監視のための重要な電力監視機能も備えています。
Xidasは、先進的な特許技術と学際的専門知識を活用して、インテリジェンス、ゼロパワー(エネルギーハーベスティング)、センサー統合を組み合わせたエッジソリューションを開発製造しています。XidasはIoTイノベーションのための米国国立科学財団の誇り高いパートナーであり、IoTテクノロジーの価値について米国議会の前で証言した5社のうちの1社でした。Xidas製品は、業界初の実用化製品でIoTを活用した社会の可能性を妨げる制限を打ち破ります。
「VP3」パワーポッドでIoT業界により廃棄される
バッテリーの埋立て問題に取り組みます!
製品VP3 バイブレーション・パーペチュアル・パワーポッド
商品種類エネルギーハーベスティング永久電池 (環境発電機)
パーペチュアル・パワーポッドは、エネルギーハーベスティング技術を利用しています。
環境からエネルギーをとらえる技術で環境振動・機械振動)を電気に変換し、それを電力に変換して、専用の内部バッテリーを充電します。独自のアナログブースト回路と専用のバッテリ統合により、VP3は最長20年間のIOT機器やワイアレス機器に電源を供給します。
様々なセンサーには電力供給用の電線やバッテリーが必要でした。この製品で電池や電源配線を捨てることができます。設置コストの関係で、今まで不可能だった場所や物に、監視機能を追加することができます。どのようなセンシングアプリケーションであっても、ワイヤレスセンサーの最大課題は電力供給です。数年毎にッテリーを交換することはメンテナンスの頭痛の種でした。今後次世代システムの実装の最大の課題とも言えます。Xidas IoTのバッテリーソリューションが全て解決します。電池交換はもう不要です。
▼主な特徴とスペック
センサー寿命は最長大20年*。
加速度1G以下の振動で最大10mWの発電
小形(直径54mm×高さ42mm)
パワーハンドリングはすべてのワイヤレス技術に対応
- 低電流デバイス(BLE、ZigBee、LoRa、Sigfox、NB-IoT
- 大電流動作(WiFi、携帯電話)
プラグアンドプレイ
- 既存の機器との統合が容易な出力
- コンディショニング回路不要
堅牢なデザイン
- 丈夫で防水性に優れたIP67筐体
- 使用環境気温:20~+85℃
▼ターゲットアプリケーション
電池の必要な全てのモニタ機器・センサー
UCIスタートアップ130万ドルの契約を獲得
カリフォルニア州アーバイン2018年3月15日
UCIスタートアップのIntegra Devicesは、カリフォルニア大学アーバイン校の15年と2000万ドルの研究費を活用し、デバイス微細化の為の新しい製造方法を発明しています。市場のリーダーやイノベーターから短期間で130万ドル以上の契約を獲得した同社は、破壊イノヴェーションのマイクロデバイス製品を発明しています。「新興市場のフロンティアを前進させるソリューションの開発において、業界のイノベーターと協力できることに興奮しています」と、事業開発ディレクターのSourabh Dhillonは述べています "この技術により、従来可能だった小型化製造が可能になり、外部環境とインターフェースするデバイスを費用対効果の高くバッチ製造することができます。この製造技術でVR、IoT、5Gテレコム、バイオメディカルなどの市場でローコスト化が可能になります。インテグラは、マイクロデバイスの設計、モデリング、製造、特性評価の広範な能力を有しており、バイオメディカル、材料、電気、マイクロ波/ミリ波、マイクロメカニカル、マイクロマシニング製造の各分野における広範なバックグラウンドを持つ一流のエンジニアと博士号取得者のチームで構成されています。これらの研究者は、世界クラスのクリーンルーム、最先端の試験・測定施設、学際的なイノベーションの豊かな学問にアクセスすることができます。"UCI Applied Innovationのチーフ・イノベーション・オフィサー兼エグゼクティブ・ディレクターであるリチャード・スデック氏は、「研究とイノベーションはUCアーバインの礎です。"研究中心の大学であるUCアーバインは、BroadcomやConexantなどのマイクロエレクトロニクス大企業に近接しているという利点も持っています。マイクロエレクトロニクス研究開発ラボからの多額の投資により、同大学は数百万ドルを費やし、方法、材料、アプローチの革新に何十年もの研究を行ってきました。Integra Devices はこの研究の集大成であり、Integra が商業化した製品を通じてこの新しいパラダイムシフトを市場に導入する中で、業界の躍進の一端を担うことができたことを大変誇りに思います。
インテグラデバイスについて
インテグラ・デバイセズは、通信、航空宇宙、製造、医療などの高価値市場に新種のマイクロデバイスを提供する次世代の産業用部品メーカーです。 強力な新しい製造パラダイム (Amalga™) を通じて、Integra は現在の微細加工の限界を超え、これまでには製造できなかった製品の製造を可能にしました
UCI RESEARCHについて
UCIは、全米でも有数の研究大学として、様々な形での知識の発見と社会への普及を通じ、生活の向上に貢献しています。学術的な専門性と産業界での経験を活かし、多様な分野で最先端の研究を行っています。
UCI教授マイクロデバイス会社を設立の為退任
カリフォルニア州アーバイン、2016年11月
マーク・バックマン(UCI教授、UCIの統合ナノシステムの共同創設者、兼アソシエイト・ディレクターは研究施設を離れ、高度に集積化されたマイクロデバイスと製造技術(材料、製品、IP)を開発する会社Integra Devicesを設立した。バックマン教授は、カリフォルニア州アーバインに本社を置くテクノロジー企業Integra Devices設立の為2名の経験豊富なCEOを契約しました。カリフォルニア大学アーバイン校で15年以上の研究成果とIPを活用し、製品製造方法に革命を起こす事を目的に設立しました。
Integra Devices社は、高密度に集積化されたマイクロセンサー、マイクロアクチュエーター、マイクロ流体、マイクロコントローラは、従来の電子機器に容易に組み込むことができます。また、カリフォルニア大学アーバイン校内に2箇所にマイクロファブリケーション工場を共同で設立し、工学、製造、生命科学に及ぶる多くの主要学際的プログラムを主導していきます。センサーや新型MEMS BioMEMS、マイクロ計測、通信および生命科学分野への応用を目的としたナノテクノロジーの研究プログラムを積極的に推進していきます。DARPA、NIH、NSF、UC Discoveryのマイクロシステムベースの研究プロジェクトも主導し、テキサス・インスツルメンツ、MOOG、レイセオン、日立ケミカルリサーチなどの産業関連会社からの主要な契約にも携わってきました。 彼の教育業績が評価され、UCIから2003年にOutstanding Professor in Engineeringを受賞し、2005年には研究業績が評価されてUCI Innovation Awardを受賞しました。
Integra Devicesは15年以上の研究成果と数百万ドルの研究費による成果を活用し、特許取得済の革新的な製造技術を駆使し、モノを感知し、モノを動かし、電波を応用する統合微細な3D構造体を発明しています。