メーカー情報
SDL社は、2006年設立以来プリント基板設計およびシミュレーション支援,回路設計(H8、SH2〜4、ハードウエア、ソフトウエア開発),FPGA設計(ALTERA,Xilinx),電子製品のノイズ対策支援コンサルティング,ノイズ対策部品の開発,各種シミュレータソフトウエアの評価・改善(回路シミュレータ、電磁界解析) ,回路設計者、プリント基板設計者、システム開発者の教育支援(オンサイトセミナー)などのまさしくノイズ対策に対するトータル支援を行っております。
LSIを中心に更なる高速化、低電力化など様々な技術開発が進んでおり、プリント基板、ハーネス、筐体の設計についても、製品から不要な輻射ノイズを出さない、外来ノイズの影響を受けない為の高度な設計技術ご提供しております。
マイクロ波回路シミュレータ、マイクロ波電磁界解析シミュレータをお求め安いローグレードな物から高性能なハイグレードな物までご用意しております。
近年、回路シミュレータ機能を活かしたEMC,ノイズ関連の問題に対応したプリント基板全体の電気的特性解析や電圧分布を可視化できる電磁界解析シミュレーションソフトを開発、販売開始致しました。
取り扱い製品
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プリント基板設計/回路設計/FPGA設計
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シミュレーション支援/各種シミュレータソフトウエアの評価・改善
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電子製品のノイズ対策支援コンサルティング/ノイズ対策部品の開発
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回路設計者、プリント基板設計者、システム開発者の教育支援(オンサイトセミナー)
技術情報
プリント基板設計
基板設計によって、基板から発生するノイズ、外来ノイズによる誤作動レベルなどが大きく変わることは良く知られています。システムデザイン研究所では、お客様のご要望により層構成の変更、電源を層からパターンに変更、部品レイアウト・配線変更などを同時に行い、評価までを一貫して行っております。
設計変更に伴う納期遅延等の問題を最小限にする為の対応で、多くのお客様にご満足を頂いております。
また、高速回路を安定に動作させるとともに、お客様のご要求に応じた様々な規格に対して十分なマージンを持ち、さらに外部から進入するノイズの耐性を向上させるための様々なノウハウを持っています。コンサルティング、ハードウエア(ソフトウエア)設計などをビジネスの一方の軸にしており、それらの活動で得た成果をパターン設計に活かしていることが大きな強みです。商品開発の初期から最終工程まで全ての工程で設計力を発揮、数々の実績を残しております。
パターンの設計品質を確認するため伝送線路解析を行う
開発の初期段階で伝送線路解析を行い、回路や配線の不整合による信号波形の乱れを低減することは、いまや常識となりました。
シミュレータによる事前確認は、放射ノイズ低減、回路の誤動作防止に寄与し、対策時間、デバッグ時間の短縮が結果的に試作回数低減、市場導入時期を早めるなど、様々な利点を生みます。
基板を設計する際、問題になりそうな配線、部品などを事前に抽出しておき、パターン設計を行いながら同時にシミュレータで問題の有無を確認し、問題があればお客様に相談しながら基板設計を進めていきます。私たちは、パターンの設計品質を確認するため、伝送線路シミュレータを活用しています。
ノイズ対策支援コンサルティング
ノイズのコンサルティングでは、システム全体から発生する放射のイズ(おもに遠方界測定)、基板など限定した部位から放射される電磁界ノイズ(近傍電磁界測定)等の結果をもとに、ノイズ源を特定し、できるだけコストを上げずに対応できる方策をご提案致します。外部から浸入する様々なノイズ(静電気、端子)等についても同様に対応致します。システムデザイン研究所の特徴はこれらの測定を基板設計者自身が行えることにあります。システムまたはプリント基板から発生する(または誤動作する)部位を特定し、問題を設計者自身が理解することによって、確実なノイズ対策、および次の商品開発に活かせる設計ルールの提案につながると考えております。